私は、大学では法学部法学科に所属し、民間企業に関わる法律を学んでいたため民間企業への就職を希望して活動していました。また、私の座右の銘である【『美味しい食事』は人を笑顔にする】を実現できるのは食品を扱っている企業と思い、食品業界の企業研究をし、会社説明会に参加しました。
そのような中で日本ハム食品と出会いました。日本ハム食品への入社の決め手は、『「ザ・文系」でも、全国区で販売されている日本ハムブランドの商品の製造や商品開発に携わることができる』ということです。商品開発や製造は『栄養や機械に関する専門的な知識を勉強していないと携われないのではないか?』と考えておりましたが、日本ハム食品の説明会で、文系でも商品開発に配属され、人気商品を生みだしているという話を聞いて、日本ハム食品であれば『美味しい食事』で多くのお客様を笑顔にできると確信し、入社を決めました。
私は現在総務課に所属し、(1)従業員のサポートや、(2)工場に来訪されるお客様の対応、(3)新規従業員の採用や教育を主な業務として担当しています。総務課の仕事は、従業員の皆さんに真摯に寄り添いながら、主導的に実行していくことが求められます。会社内外問わずさまざまな方々と関わる部署であるからこそ、私の行動に対して「ありがとう」という言葉をいただいたときにやりがいを感じます。
総務課に必要なのは『些細なことに気が付く感知力』と『決して諦めることなくtry&errorし続ける気概』です。決して専門的なものではなく、皆さんも経験の中で培ってきている資質だと思います。今までの経験を活かして働くことができる部署なので、他の部署に比べると見えにくい仕事かもしれませんが、ぜひ少しでも興味をもってもらえたら嬉しいです。
私は、入社してすぐに製造部署に配属され1年半ほど従事し、その後現在の総務課に異動して来ました。その経験を活かして、幅広い視野をもって考えることで解決できた課題も数多くあります。商品開発課や品質保証課など未経験の部署も多くありますので、さまざまな部署の仕事を経験することが出来れば、より多角的な業務の進め方を習得することができるのではないかと考えています。
また、長期的には、その道のプロ(スペシャリスト)ではなく、分野に捉われる事のない「骨太なゼネラリスト」を目指しています。激しく移り変わる食文化の中で、食品会社に求められる人財は、既成概念に捉われることなく柔軟に考えることができ、かつ迅速に判断して事業を推進できる人です。そのようなゼネラリストになるために、周囲とのコミュニケーションを大切にし、失敗を恐れることなくtry&errorを続けて自分を磨いていきたいです。
就職活動で大切なことは『業界・業種を絞らないこと』です。社会人になると、他業種の方とお話しする機会は頻繁にはありません。私はジャンルを問わず多くの企業の会社説明会に参加したからこそ、そこで聴いた貴重なお話を基に、現在は円滑に商談を進めるなど仕事に繋がっている経験がたくさんあります。
また、学生のうちに『しっかりと学び、しっかりと遊ぶこと』を必ず心掛けてください!しっかりと学ぶことが大切なのは十分にご存じと思いますが、遊びも同様に大切です。興味を広げることは、色々な人と出会ったり、様々な事を見聞きする機会が増え、人間性を成長させることが出来ます。
皆さんの学生生活が実り多きものになりますように、また、日本ハム食品で皆さんとお会いできますことを心より楽しみにしています!